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[2026年1月18日開催]「冬のうたげ、群馬」前売チケット
¥3,000
予約商品
2026年1月18日(日)、太田市美術館・図書館視聴覚ホールで開催する、小金沢智編著『歌は待っている 風と土と「ひとひのうた」と』刊行記念イベント「冬のうたげ、群馬」(出演:前野健太、吉江淳、小金沢智/五十音順)の前売チケットです。 *商品イメージは、本イベントのフライヤーです。チケットは現在制作中です。ご購入いただいたお客さまには、フライヤーとチケットを、完成次第お送りいたします。 ⚫︎チケット販売 定員:80名(先着) 前売:3,000円(税込) 販売開始:2025年11月25日(火)18時(売切次第終了) *ご購入いただいた方は、チケットが完成次第、お送りいたします(12月25日ごろ以降予定) *ご購入いただいたチケットには、お申込いただいた順にナンバーを付します。当日の開場は、その順番でのご案内となります。必ずご持参ください *お一人さま2枚まで。別途、送料がかかります *当日券・1枚3,500円(税込)はBASEでの販売はござません *本イベントは、太田市美術館・図書館の主催イベントではございません。お問い合わせは主催者までご連絡ください ⚫︎冬のうたげ、群馬 このご案内を手に取ってくださってありがとうござます。このたび、シンガーソングライターの前野健太さん、写真家の吉江淳さんをお招きし、「冬のうたげ、群馬」と題するイベントを開催いたします。山形県山形市蔵王温泉で開催した「みちのくの芸術祭 山形ビエンナーレ2024」での周遊型展覧会「ひとひのうた」をテーマとする本『歌は待っている 風と土と「ひとひのうた」と』(モ・クシュラ)の刊行記念イベントの第2弾で、本のタイトル=「歌」からの連想で、「うたげ」(宴)を冠し、土地を変え、季節を変え、その場ごとの企画を行う特別な催しです。 今回行うのは、吉江さんと僕とのトーク、前野さんのライブです。『歌は待っている』では、吉江さんには蔵王の雪渓の写真を表紙に使用させていただき、前野さんには「ひとひのうた」のために制作いただいた詩と歌に加え、僕との対談を撮り下ろし、収録させていただきました。会場の太田市美術館・図書館(群馬県)は僕の前の職場で、前野さんは開館記念展「未来への狼火」(2017年)に、吉江さんは開館3周年記念展「HOME/TOWN」(2021年)にご参加いただいたという経緯もあります。ここはいわば、『歌は待っている』の原点と言って過言ではない場所なのです。 僕は、おふたりの作品は表現方法こそ異なるものの、「ある土地で/いま(かつて)/私が/生きている(生きていた)こと」が、あざやかに表現されていると思っています。作品に触れると生を強く実感して、ふつふつとエネルギーが湧いてくる。前野さんが歌を通して、吉江さんが写真を通して見ている/表現・表出されている情景・風景に、僕は勇気づけられ、圧倒させられてきました。その美しさに触れるたび、僕も精いっぱい生きるぞ、僕も何かをつくろう(生きるために)、と思うのです。その体験が今回のイベントの根本にあります。 年明けの冬の太田市は、群馬県名物の空っ風が吹き荒んで、冷えこむかもしれません。けれども、トークとライブで、お越しになられた皆さまと熱いエネルギーをギュッと体にたくわえる時間にできたら。会場で皆さまとお会いできることを楽しみにしています。 小金沢智(キュレーター/東北芸術工科大学准教授) ●出演者(出演順) [トーク(対談)]14時〜14時40分 吉江淳(よしえ・あつし) 写真家、1973 年群馬県太田市生まれ。 地元を中心に人工と自然、古いものと新しいもの、中心的なことと周辺的なこと、などを考えつつ撮影を続けている。 2021年には太田市美術館・図書館 にて小金沢智氏のディレクションにより、片山真理氏、 清水房之丞との三人展「HOME/TOWN」に参加。 主な写真集に『地方都市』(蒼穹舎、2014年)、『川世界』(Salvage press、2016年)、『出口の町』(ふげん社、2024年)がある。 2023年度第25回三木淳賞受賞。 小金沢智(こがねざわ・さとし) キュレーター/東北芸術工科大学准教授。1982年、群馬県生まれ。専門は日本近現代美術史、キュレーション。世田谷美術館、太田市美術館・図書館の学芸員を経て現職。「現在」の表現をベースに据えながら、ジャンルや歴史を横断するキュレーションによって、表現の生まれる土地や時代を展覧会という場を通して視覚化することを試みている。編著に、『歌は待っている 風と土と「ひとひのうた」と』(モ・クシュラ、2025年)。 [ライブ]14時50分〜15時30分 前野健太(まえの・けんた) シンガーソングライター。俳優。エッセイストなど。 1979年生まれ、埼玉県入間市出身。2007年『ロマンスカー』によりデビュー。主演映画に『ライブテープ』『変態だ』。エッセイ集『百年後』。imidas webにて旅エッセイ「前野健太のガラケー旅日記」を連載中。2024年7月、8枚目のオリジナルアルバム『営業中』を発売。現在全国ツアー中。 https://maenokenta.com ⚫︎タイムテーブル 2026年1月18日(日) 開場:13時(販売番号順・自由席[着席]) トーク:14時〜14時40分 出演:吉江淳、小金沢智 ライブ:14時50分〜15時30分 出演:前野健太 ⚫︎概要 小金沢智編著『歌は待っている 風と土と「ひとひのうた」と』刊行記念イベント 冬のうたげ、群馬 日時:2026年1月18日(日)14時〜15時30分(開場:13時) 出演(五十音順):前野健太、吉江淳、小金沢智 会場:太田市美術館・図書館 3階視聴覚ホール(〒373-0026 群馬県太田市東本町16−30) https://www.artmuseumlibraryota.jp/ アクセス:東武伊勢崎線太田駅から徒歩1分。駐車場の台数(40台)に限りがあるため、ご来場の際はできる限り公共交通機関をご利用ください。満車の場合は近隣の有料駐車場をご使用ください。 主催・企画:小金沢智、株式会社エーアイラボオオタ 協力:大谷薫子(モ・クシュラ)、岡本健+(岡本健事務所)、丸山晶崇(株式会社と) お問い合わせ:https://www.koganezawasatoshi.com/
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小金沢智編著『歌は待っている 風と土と「ひとひのうた」と』(モ・クシュラ)
¥6,600
本書『歌は待っている 風と土と「ひとひのうた」と』(モ・クシュラ)は、キュレーターで、東北芸術工科大学准教授の小金沢智が総合キュレーションを務めた、山形県山形市の蔵王温泉と東北芸術工科大学を舞台に開催された「みちのおくの芸術祭山形ビエンナーレ2024」で行われた周遊型展覧会「ひとひのうた」を起点としながら、「うた」をテーマに視覚表現と言語表現が展開する、新しい展覧会の可能性の提案をする一冊です。 ⚫︎本書の見どころ 1.「うた」をテーマに視覚表現と言語表現が展開する、新しい展覧会の可能性の提案 2.開湯西暦110年の温泉地・蔵王温泉の屋内外各所で開催された展覧会の模様を、風景を周遊するように構成・収録 3.一冊の本を通して、展覧会と新しく、何度でも出会う ⚫︎目次 展覧歌「待っている」 オープニング——歌は待っている 1章「ひとひのうた」は、風とともに、土とともに、人とともに 日記のような六〇の出来事 周遊型展覧会「ひとひのうた」ドキュメント 未明……稲葉俊郎 未明——あちらとこちらのあわい……斎藤茂吉、管啓次郎、春原直人、山本桂輔 朝……稲葉俊郎 朝——生まれ、目覚める……池上恵一、原田綾乃、山本桂輔 朝——おはよう……渋谷七奈 昼……稲葉俊郎 昼——流れゆく時間……浅野友理子、春原直人、管啓次郎、大和由佳 夜……稲葉俊郎 夜——眠り、生まれ直す……永岡大輔+濱定史 夜——おやすみ……渋谷七奈 蔵王うたのみち……伊藤紺、前野健太 作品リスト その後の「展覧会制作ノート:まだ見ぬ空間の未来・イメージについて」 作家プロフィール 周遊型展覧会「ひとひのうた」概要 山形ビエンナーレ2024私的随想録 2章「ひとひのうた」が終わっても いくつもの「うた」の響き 蔵王温泉の女将のうた岡崎直子×小金沢智 感情が溢れて歌になる前野健太×小金沢智 ギリギリのところに人間の琴線が触れる平野篤史×小金沢智 土地や人と出会うこと、つくることが私たちを変えていく大和由佳×小金沢智 [表紙]吉江淳《蔵王山02》解説 [展覧歌]小金沢智「待っている」自作解説 エンディング——作品や風景と何度でも出会うために ⚫︎概要 歌は待っている 風と土と「ひとひのうた」と 2025年5月14日 初版発行 編著 小金沢智 装丁 岡本健+(岡本健事務所) 編集 大谷薫子(モ・クシュラ) 表紙・章扉:写真 吉江淳 表紙:作字 岡澤慶秀 印刷製本 株式会社シナノ 発行 モ・クシュラ 所在地 231-0014 神奈川県横浜市中区常磐町2-10 常磐不動産ビル207 電話 045-306-5819 判型 A5判変型(天地200mm×左右148mm×厚さ23mm) 仕様 288ページ[カラー:144ページ、モノクロ:144ページ]/上製本(PUR製本)/外函付 初版 800部 定価 6,000円(税別) https://www.koganezawasatoshi.com/uta.html